抱きしめる、という会話

「抱きしめる、という会話」~公共広告機構のコピーである。

 子育てのテクニックとして、とても有効な方法だと思う。

 ムスメが学校へ上がって、日が浅い頃、朝、学校へ行こうというその間際に、玄関先でよく泣いた。母親~つまり私の女房~が、話して聞かそうとしても泣きやまない。いや、それ以上に大きな声で泣き叫ぶ。その時、母親は、ガバっとムスメを抱きしめて「お母さんもアイ(仮名)ちゃんのこと大好きなんだよー」と。「お母さんもアイちゃんと分かれるの、つらいんだよー」と、ひたすら抱きしめた。ムスメは「アイちゃんもお母さんのこと大好きだよー」とさらに大泣きに、さらにしっかりお母さんに抱きつく。・・・・やがて、けろっと兄ちゃんと学校へ向かうことになる。

 こんな日が3~4日、繰り返された。いや、3~4日だけ、繰り返されただけで、ムスメは不登校にもならず、普通に小学校へ通うようになった。

 「抱きしめる、という会話」。大事にしたい子育てのテクニックだと思います。

 このコピーを見るたび、わが女房の本能のスルドサに驚異し、敬意も感じる父親になる。と同時に、若い女性たちが女として・母としての本能を曇らせないように生きて欲しいと願っています。

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